新しい味の発見?コチという魚の魅力

キッチンツール

本日の賄いはコチを使ったものを作りました。たまには魚も食べたいという事でシェフに買ってきてもらったものがコチでした。

コチは白身の魚で生は淡白であっさりしててフルーツなどに相性が良く美味しいし、火を入れると独特のプリッとした食感で少し鶏肉っぽいところがあるように感じます。

今回は限られた時間内で新しい味を求めてカルパッチョと火を入れた料理に挑戦しました。

カルパッチョ

コチは三枚に卸して皮を剥ぎ骨を抜きます、皮も身が丸くて剥ぎにくいのですが、骨も太いのや小さいのがあり普通に抜こうとすると身がボロボロになりがちですが、この魚は皮があった方から骨を抜くと意外と簡単に抜けます、是非試してみてください

ソースはバルサミコを煮詰め醤油を少し入れて濃度を調節し、サラダ茹で野菜ミニ、フルーツトマトを小さくカットしたものを散らし、オリーブオイルを全体にかけて完成。

味見してみるとソースが濃く感じて普通の刺身には負けてる印象でした、やはり生のコチは少し甘みがあった方が良いのかと、もう少しフルーツトマトが使えれば違うと思いますが賄いなので、結果やや残念な感じでした。

コチのアレンテージョ

コチは肉っぽいところが有ると思うので、まず筒切りにしたコチをソテーし両面色をつけたら一旦取り出し、ニンニクを入れ炒め大きめにカットしたベーコンを両面ソテーした後アサリの出汁を入れて、コチを戻し揚げたじゃがいも、株を入れて軽く炊いて、コーンスターチで軽く濃度をつけたら大葉とオリーブオイルを入れて仕上げました。

イメージはアクアパッツァと豚肉のアレンテージョ、ポトフを足して3で割った感じです。これが非常にハマって非常に美味しくできました、肉と魚の組み合わせは日本ではあまり多くなくまだまだ研究の余地が沢山あるテーマだと思います。

アサリに燻製の香りする出汁、コチのプリッとした食感、カブとじゃがいもの付け合わせ、大葉の香りと全てが合致いている感じでしたが、じゃがいもが古めのインカの目覚めだった為少し甘みが強かったのが残念な感じでした、(ここは甘みいらなかった)普通のメークインならもっと良かったと思いますがとても満足のいく出来でした。

アサリを使って作れば作れなくはない料理だと思うので興味のある方はお試しください。

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