今回のテーマは料理の段取りの組み方です、技術的な速さや火入れなどは経験によるものが大きいので回数を重ねるしかありませんが、調理の順番を組み替えることで洗い物が減ったり、時間が劇的に短縮されることもあるのでそれをアドバイスしていきます
また作り方を見直す事で料理の美味しさもアップします 。
Table of Contents
時間のかかるものから手を付ける
考えれば当たり前と突っ込まれそうですが、煮込みに時間がかかるものやローストビーフなどの火を入れるのに時間がかかるものを早い段階で取り掛かりましょう
唐揚げやハンバーグなども加熱する前に冷蔵庫に入れて寝かせておく方が美味しくなる為、特にハンバーグは時間がある時に加熱前まで作った置くと余裕ができます
ローストビーフやステーキなどは冷蔵庫から出して常温に戻した方が良い場合もあるので、完成時間から逆算して行いましょう。
ポテサラなど加熱して冷ましておくもの、あとご飯も時間がかかりますね予約しておきましょう。
時間を測る
これは特に飲食店勤務の新人の方、料理にあまり慣れてない方に意識して欲しい事です。
自分の野菜を切ったり、肉を掃除してカットするのがどれ位かかるのか、時間を始まりと終了時間を見て大体把握して作業すると時間の割り振りができる様になるので、ご飯(賄い)時間が早すぎて料理が冷めてしまったり、遅すぎて他の人を待たせてしまう事も減って来ます。
経験則ですが料理ができない人程自分の作業時間を把握して無いと思います。
美味しく食べてもらう為にも(特にプロ)料理の時間は意識しましょう。
切り物の順番を考える
恐らく一般的な家庭ではまな板は基本1枚だと思います。その事を前提にして進めていきます。
汚れにくい〜汚れやすい物の順番に切る。
野菜だとサラダなどの葉っぱ類が汚れにくい部類で、次にキャベツやブロッコリー、トマトやピーマンなど葉っぱや種などが残りやすいもの。
汚れやすいがジャガイモや牛蒡、里芋などの土が付いている物になります。特に牛蒡はアクも強いので切った後はまな板は洗った方が良いでしょう。
また別の理由で後に切る事をお勧めする食材があります。牛蒡茄子などアクが強いものです。
一般的に此れらの野菜は水に晒すなどを行いアクを抜くのですが、油で揚げたり、炒めたりする時に水分が残ると油が跳ねて火傷する恐れがあります。
また味の観念からも、例えばきんぴらを作る時はカットしたものを直ぐ炒めた方がより牛蒡の味わいを感じる事ができます。
肉や魚などの生物は出来るだけ最後にカットする、または最初にカットしてよく洗い、出来れば漂白すれば食中毒をおこす事もなくなります。
料理の時短アイテムはこちらお気に入りキッチンツール紹介
火を入れる時は別々に
またチキンソテーやハンバーグなどオーブンに入れてしまえば、その間に他のことができるのでこれも時短になると思います。オーブンは温度と時間が決まれば放っておいて大丈夫な便利な調理器具なので積極的に活用しましょう
少し時短と矛盾する様にも感じますが、色々な方法で別々に加熱すると美味しさがアップし、場合によっては時短にもなります。
ポテトサラダのジャガイモなどはレンチンが早くて美味しくできます。ブロッコリーやカリフラワーなどの花蕾野菜もレンチンして加工した方が早くできます
炒め物のキャベツもフライパンだけで炒めようとすると時間がかかり焼き色も全体につきにくいのですが軽く塩を振ってほんの少しだけレンチンして炒めると綺麗に焼き色がつき歯応えも残って美味しくできます。
他の要素もあると思いますが意識すれば段取りは変わってくると思います。
少しでも料理が好きな方が料理が上手くなればと思います
コメントを残す